鈴鹿 「外国人家庭の児童」の学習支援 飯野小で1学期の復習 三重

【支援ボランティアに勉強を教えてもらう児童ら=鈴鹿市三日市南の市立飯野小学校で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の鈴鹿国際交流協会(伊藤輝義理事長)は3日、同市3日市南の市立飯野小学校で、両親のどちらかが外国人など「外国につながる児童」を対象にした学習支援教室を開き、市内の小1―6年生約50人が夏休みの宿題を中心に、1学期の復習をした。21日まで。

同協会によると、今年は新型コロナウイルスによる休校の長期化で家庭での自宅学習になったことから、日本語を話せずに忘れたり、学習内容の間違いがそのままになっていたりするほか、学校再開後の授業速度が速く、基礎学力の定着が十分ではない傾向があるという。

同教室には公募で市内の小学校30校中、9校の児童が参加。

児童らは事前に在籍校の担任が「九九の定着」「小数の仕組みの理解」「ひらがなを重点的に」など、各自の学習課題を記入した個票を持参し、先生役の市民や高校生、元教職員などの支援ボランティア16人が、個々の習熟度に合わせて分からない部分を教えた。

夏休み中も学習を継続できる環境を整備することで、2学期の学校生活につなげることを目的に、今年で2回目。

支援ボランティアで参加した元小学校長の古市博信さん(69)=同市三日市南=は「少しでも子どもたちの役に立てたらうれしい」と話していた。