
【鈴鹿】三重県知事杯県社会人・大学野球選手権大会(伊勢新聞社など後援)は最終日の2日、鈴鹿市住吉町のホンダドリームスタジアムであり、決勝でホンダ鈴鹿が永和商事ウイングを4―0で破り、2年連続の優勝を決めた。
決勝は昨年と同じく、都市対抗出場経験のある社会人チーム同士の対決となった。
準決勝でホンダ鈴鹿は皇學館大を7―3、永和商事ウイングは四日市大を3―0でそれぞれ下し、決勝に進んだ。
決勝ではホンダ鈴鹿が二回に一挙3点を先制、その後六回で1点を加えて試合をリードした。永和商事ウイングは反撃を試みるも、得点につなげることができなかった。
ホンダ鈴鹿の丸井健太郎監督は「先発の井村が要所で点を与えないピッチングをしてくれた。2人の投手陣がゼロで抑えてくれたので、攻撃にも勢いが出た。みんなが社会人チームとして恥ずかしくないプレーを意識しながらやってくれた」、永和商事ウイングの西正文監督は「コロナの影響で大会という大会がなかったので、純粋に大会ができたことに感謝している。今年で最後。与えられた時間や空間で感動を呼べる最高のプレーができれば」とそれぞれ話していた。
社会人野球のJABA三重県野球連盟と東海地区大学野球連盟三重県リーグの共催。両団体のレベルアップと連携強化、県内の野球競技普及を目的に年1回開き、今年で2回目。