桑名 石取祭、河川敷で神事 諸行事60年ぶり休止 三重

【集めた石を俵に入れる青年ら=桑名市を流れる員弁川河川敷で】

 【桑名】三重県桑名市の市指定無形民俗文化財「赤須賀神明社の石取祭」の神事「川原祓(ばらい)式」が2日、同市を流れる員弁川に架かる町屋橋下の河川敷で営まれた。

 同祭は、江戸初期に始まったとされる。毎年14―16日に開かれているが、今年は新型コロナウイルスの影響で、祭車曳(ひ)き回しなどの諸行事が60年ぶりに休止に。神事のみ執り行われることとなった。

 式には、同神社の役員と6町の青年の代表計16人が参加。嵯峨井和風(かずのり)宮司が祝詞を上げ、参列者が順に玉串をささげた。神事を終えると、青年らが河川敷で石を拾い、俵の中に入れて神社へ運んで奉納した。

 同神社の責任役員の大河内浩さん(61)は「来年は新型コロナが収まって、普段どおりに祭りができれば」と願った。