三重で過去最多の11人感染 新型ウイルス、延べ112人

三重県は1日、10―70代の男女11人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。一日に発表される感染者数としては、先月29、31両日の10人を上回り、過去最多を更新。県内の感染者は延べ112人となった。

県によると、新たに県内で判明した感染者は、四日市市で6人▽津市で3人▽鈴鹿市で1人▽桑名市で1人―で、いずれも先月31日の検査結果で陽性と判明した。重症者はいないという。

このうち7人は、感染者の濃厚接触者に特定されていた。残る4人のうち1人は、旅行の同行者に感染者が判明。3人は現時点で推定される感染経路はなく、県と四日市市保健所が調査を進めている。

四日市市の20代飲食店員女性は先月22日の勤務後、友人と市外のカラオケ店を訪れていた。先月27日まで市外の飲食店に出勤。25日から頭痛、27日から味覚と嗅覚に異常がある。

同市の50代会社員男性は先月22―25日、剣道関係の知人ら10人ほどで関東に旅行し、29日から熱がある。この旅行に参加した人のうち、県外に住む1人の感染が既に確認されている。

市内の「各種学校」に通う10代女性は、先月28日に感染が判明した30代女性が指導する体操教室に23日まで参加し、濃厚接触者となった。教室参加者のうち、感染者は講師を含めて4人となった。

また、同市の50代パート従業員女性は、先月29日に感染が判明した20代会社員女性と同居の母。同市の20代会社員男性は先月18日に名古屋市でスポーツの練習に参加し、30日に発熱した。

この男性とは別の四日市市20代会社員男性と桑名市の20代会社員女性は、同じ会社に勤務。これまでに複数の参加者の感染が判明している名古屋市内での研修に22日まで参加していたという。

鈴鹿市の30代自営業男性は、先月26日まで愛知、岐阜両県で仕事をしていた。翌27日に熱があり、医療機関で検体採取を受けた。29日から31日の間も愛知、岐阜両県で仕事をしたという。

このほか、いずれも津市に住む50代会社員男性と20代会社員女性、70代無職女性は、先月30日に感染が判明していた40代パート従業員女性と同居の家族で濃厚接触者として特定されていた。