災害時に石油燃料を供給 玉城町と3事業所が協定 三重

【協定を結んだ辻村町長(左)と3事業所の代表ら=玉城町役場で】

【度会郡】三重県玉城町と町内でガソリンスタンドを経営する3事業所は31日、「災害時における石油類燃料の供給に関する協定」を締結した。町が同協定を結ぶのは4事業所目。

協定先は高口石油店(同町田丸)、見置石油店(同町勝田)、森岡石油店(同町原)。大規模災害が発生し長期停電となった場合、町からの要請で非常用電源や緊急車両への燃料供給など、避難所や災害対策本部で必要なガソリン、軽油、灯油の優先供給に努める。

現在、町の自家発電機の燃料は法的な制限もあり、約十時間分しか確保できていないため、今後は協定先の事業所と連携し、72時間分の燃料を確保したいとしている。

町役場で調印式があり、辻村修一町長と高口直樹代表(55)、見置優店主(82)、森岡暢幸店主(74)が出席し、協定書を交わした。

辻村町長は「燃料が確保できれば災害に対する備えの一つとして安心につながる」と述べた。3人は「自家発電機を備えて災害時にしっかりと支援できるように万全の態勢を整えたい」などと話した。