「がん検診を身近に」 医師の梶原さん ビューティージャパン日本大会に出場へ 三重

【鈴木市長にがん検診普及への思いを語った梶原さん(右)=伊勢市役所で】

【伊勢】社会で活躍する女性を発掘する「ビューティージャパン日本大会」に東海地区代表として出場する医師の梶原愛莉砂さん(31)=津市=が30日、三重県の伊勢市役所で鈴木健一市長を表敬訪問した。

梶原さんは、15歳で父親をがんで亡くし「同じ経験をする家族を減らしたい」と医師を志した。現在、2児の子育てをしながら、市立四日市病院の形成外科医として勤め、乳がん患者の乳房再建手術などに携わっている。数年前からは、がんの早期発見、治療を進めるため、仲間の医師らと連携し、がん検診の普及啓発活動に力を注いでいる。大学時代は、伊勢市のNPOが選出している「花みずきの女王」5代目として、同市の国際交流活動に努めた。

がん検診を、より多くの人に広めたいとコンテストに応募。6月の東海大会は新型コロナウイルスの影響でオンライン選考会となったが、プレゼンや面接審査を経て7部門のうちのキャリア部門でグランプリに輝き、東海代表10人に選ばれた。全国大会は8月に開催予定で、各地区の代表40人が出場。ウォーキングやスピーチ審査などでグランプリを決定する。

梶原さんは「がん検診を身近にし、受診率を向上させたい思いをコンテストを通じて発信したい。自分と同じように、子育てしながら働く女性にも勇気を与えたい」と意欲を語った。