熱中症対策し消火活動 鈴鹿市消防 鍛えた成果、訓練で披露 三重

【建物火災を想定した初期消火技術を披露する消防士ら=鈴鹿市飯野寺家町の同市消防本部中央消防署敷地内で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市飯野寺家町の同市消防本部中央消防署敷地内で29、30日に消防活動錬成会があり、5月から始めた消火活動中の熱中症を防ぐトレーニングの成果を初期消火訓練で披露した。市中央消防署主催。

トレーニングは、体を熱さに順応させることで熱中症になりにくい体を作ることを目的に今年から実施。各分署ごとに防災服などを着装したままホースをつなぐ訓練など、週1回程度続けてきた。

2日間で2署4分署の計11チーム、66人の消防士が参加。1チーム6人編成で、煙を充満させた「煙ハウス」を火災現場と想定し、初期消火の技術を競い合った。

審査は情報収集の的確さや放水の仕方、安全確認など9項目について、飯田行信中央消防署副署長ら5人が450点満点の加点方式で採点。

各日順位を決め、29日は6チームで中央消防署消防第1グループ(413点)、30日は5チームで同署消防第2グループ(380点)がそれぞれ1位となり、最優秀賞として表彰された。

伊藤学中央消防署長は「基本的な訓練を何回もすることでさまざまな事象に対応できる。課題を見つけて次に生かしてほしい」と講評した。