桑名市 駅周辺複合施設を整備 長島観光開発と基本協定 三重

【駅周辺複合施設等整備事業に関する基本協定を結んだ伊藤市長(右)と長島観光開発の水野社長=桑名市役所で】

【桑名】三重県桑名市は28日、長島観光開発(同市長島町浦安、水野正信社長)と桑名駅周辺複合施設等整備事業に関する基本協定を結んだ。

市役所で同日、締結式が開かれ、伊藤徳宇市長、水野社長らが出席。市では3月に同社を優先交渉権者として決定し、提案内容の課題整理を進めて来たが、このほど、外部有識者による第3回「桑名市桑名駅周辺複合施設等整備事業者選定委員会」が開かれ、リスク分担等審査を終えたため、協定締結に至った。

基本協定には、公民連携手法としての相乗効果を発揮するため、相互に協力して事業を円滑に進めていくことを合意▽役割分担や業務の詳細などを記載する事業実施協定に向けて必要な事項を整理する▽基本協定締結後、令和4年1月末を目途として実施協定を締結する予定―などの内容が盛り込まれた。

水野社長は「誠心誠意進める。市長がよく『本物力』という言葉を使われるが、駅前に『桑名ほんもの館(仮称)』を作り、市に集積する伝統文化や新産業を発信できる場所にしたい」とした。さらに「来訪者にはすぐに桑名を感じてもらえる場所、駅利用者には朝はいってらっしゃい、夜はお疲れ様と感じてもらえる空間にしたい。桑名がより一層パワーアップ出来るように、市と一緒に頑張って行きたい」と語った。

伊藤市長は「駅が半世紀ぶりにリニューアルする。自由通路と橋上駅舎を整備しており、8月30日から供用開始される」と述べ、その上で「市の顔である駅周辺に賑わいを創出出来る提案をいただき、桑名が一つになったと実感出来る。駅が一日も早く市民や市外の方からワクワクする場所になるよう、連携しながら進めたい」と語った。