一瞬の当たりと魚の引き楽しむ いなべでヘラブナ釣り体験 三重

【ヘラブナ釣りを楽しむ親子ら=いなべ市大安町門前で】

【いなべ】三重県北部の小学生を対象としたヘラブナ釣りの体験教室が25日、いなべ市大安町門前の大安管理つり場であった。親子11組が参加し、水面で起こる一瞬の微妙な変化や魚の引きを楽しんでいた。

子ども向けの体験学習やスポーツ活動を企画する団体「放課後子ども教室ほくせい」が主催で、夏のオープンスクールの一環。ヘラブナ釣りの普及に取り組む日本へら鮒プロ認定協会の会員らが講師を務めた。

同協会などによると、ヘラブナはゲンゴロウブナの養殖用改良種で、全長約20―60センチと大きい。ヘラブナ釣りは食用目的ではなく、一瞬の当たりと魚の引きを楽しむもので、競技性が強いという。

体験教室では、児童が会員らの説明に従って、麩のえさを丸めて釣り糸の先に取り付け、水の中に垂らした。浮きが下がる一瞬を狙い、親や会員に手伝ってもらいながらヘラブナを釣り上げていた。

ヘラブナ釣りは近年、競技人口の減少と高齢化が著しい。同協会の山田義行代表理事(65)は「今回の体験教室を、ヘラブナ釣りの普及の起爆剤とし、競技人口を増やしていきたい」と語った。