三重県 新型ウイルス2日間で7人感染 県内延べ70人

三重県は25日、紀北町内の20代自営業男性と桑名市内の10代男性会社員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。26日には、紀北町内の中学校で講師を務める女性ら5人の感染が確認されたと発表。この中学校などは、29日までの臨時休校を決めた。県内での感染確認は延べ70人となった。

県によると、紀北町の自営業男性は17日に発熱。24日に検査で陽性と判明した。12日から1泊2日で名古屋市中区であった10人程度のセミナーに参加したといい、県は市内での感染とみている。

また、22日に感染が判明した尾鷲市内の50代自営業女性は16日、この男性が経営する店舗を利用していた。県は女性の感染経路について「この男性から感染した可能性が高い」としている。

桑名市の男性会社員は、22日に感染が判明した歯科医院に勤務する20代女性の弟。18日に出勤時の検温で38度の熱があった。姉の感染が判明したことから検査を受け、24日に陽性と判明した。

この男性は11日に大阪市内で友人らと食事をし、17日は姉の自宅に宿泊。22日まで桑名市内の自動車販売店に出勤していたという。県は「男性から姉に感染した可能性が高い」とみている。

また、26日に発表された感染者は、紀北町の20代女性学校講師▽大阪府の10代男子大学生▽いなべ市の20代男性会社員▽菰野町の10代女子専門学校生2人―の5人で、25日に陽性と判明した。

紀北町の女性講師は18日に発熱し、現在も味覚などに異常がある。24日に感染が判明した同町の20代自営業男性と15日に町内の飲食店を利用したといい、男性の濃厚接触者となっていた。

女性は22日まで、紀北町立潮南中学校に出勤していた。18日に津市内で筆記の教員採用試験を受けた後、伊勢市の県営サンアリーナで開かれたスポーツの試合に審判として参加したという。

女性の感染確認を受け、潮南中のほか、同じ校区内にある町立相賀小学校と町立矢口小学校は29日まで休校する。県は潮南中の生徒と教職員の48人を含む約80人に検査を実施する方針。

大阪府の10代男子大学生は、伊賀市内の実家に帰省していた19日に発熱。大阪府から23日に「同じクラブ活動の参加者が感染した」との連絡を受けた県が検査を実施し、陽性と判明した。

いなべ市の20代男性会社員は23日に発熱。24日に感染が判明した桑名市の10代男性会社員と同じ自動車販売店に22日まで出勤し、10代男性会社員の濃厚接触者として特定されていた。

菰野町の女性2人は、それぞれ22日と23日に発熱し、2人が通う同町の聖十字看護専門学校が県に連絡。2人は11日、感染者が出ている名古屋市の「名古屋パルコ」で買い物や食事をしていた。