志摩市が8億5000万円追加予算案 新型ウイルス対策、商品券発行など 三重

【補正予算案について説明する竹内市長=志摩市役所で】

【志摩】三重県志摩市の竹内千尋市長は22日、定例会見し、新型コロナウイルス感染症対策事業の第4弾として、約8億5838万円を増額する追加予算案を発表した。27日開会の市議会臨時会に一般会計補正予算案を上程する。

経済対策の主な新規事業として、市内約350店舗で使用できるプレミアム付き商品券事業に4億161万円を計上。プレミアム率100%となる額面6000円の商品券12万冊を発行し、市内全世帯に向けて1冊3000円で販売する。

このほか、農水産物の需要拡大に向けてECサイトでの販売が可能な加工食品の開発費の二分の一(上限30万円)を補助する「農水産物活用商品開発事業」に600万円▽市内飲食店等のテークアウト利用促進助成に300万円▽ワーケーション需要に併せたヘルスツーリズム推進事業委託料に550万円▽アフターコロナでの観光コンテンツとして星空をテーマに観光商品や地域ガイドを育成する星空活用誘客推進事業委託料に880万円―など。

新型コロナ防止対策の新規事業では、患者の病院離れの抑止や院内感染リスク軽減に向けて、志摩市民病院にスマートフォンアプリなどを通じたオンライン診療を県内で初めて導入。事業費として217万円を計上した。このほか県内6カ所目となるドライブスルー方式のPCR検査センター設置事業に3573万円▽小中学校トイレ蛇口を非接触型に改修する工事費1193万円―など。

国のGoToキャンペーンが始まったことについて、竹内市長は「市の基幹産業の柱として観光業への国や県のてこ入れは必要。感染予防対策を講じた上でお客さんを出迎えてほしい」と話した。

また直前に東京を除外するなど国の対応に混乱が生じている点には「状況が日々変化する中で難しい作業をされていると思う」と理解を示した。