一級建築士が仕事の魅力語る 伊勢工業高で出前授業 三重

【建築士の伊東さん(左)に製図のアドバイスを受ける生徒=伊勢市神久の伊勢工業高校で】

【伊勢】三重県伊勢市の県立伊勢工業高校で22日、地元の一級建築士による出前授業が開かれた。建築科3年生の40人が、建築の仕事の楽しさや製図の技術を学んだ。

県内の建築士事務所の経営者らでつくる三重県建築士事務所協会が、建築の魅力を伝え、担い手育成につなげようと企画。協会員の一級建築士重住昌宏さん(55)と伊東俊一さん(62)の2人が講師を務めた。

製図の授業では、講師の2人が、生徒たちが課題で取り組んでいる集合住宅の製図を見て一人一人にアドバイス。トイレや駐車場の配置、線の描き方などを助言をした。設計士を目指す南和(のどか)さん(18)は「授業だけでは分からない実践的なアドバイスをもらった。勉強になった」と話していた。

講義では伊東さんが、仕事の内容ややりがい、苦労などを語り「建築は夢のある仕事。自分の手掛けた建物が多くの人に愛され、歴史に残る建築物になるかもしれない。向上心を持っていろんなことを吸収し、将来に役立ててほしい」と呼び掛けた。