県全域での教育旅行を支援 三重県、補助金申請受け付け開始

三重県は20日、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた観光地の再生に向け、県内の学校が実施する教育旅行を支援する事業の申請受け付けを始めた。これにより、支援対象の訪問先は県全域に拡大される。

県は1日から、県南部の13市町を訪れる教育旅行を実施する学校や旅行会社を対象に補助金の申請を受け付けている。一方、市長会や町村会の要望を受け、支援対象の訪問先を県全域に広げることにした。

県南部を訪問する場合と同じく、児童生徒の参加者数や訪問先に応じて1人当たり千―2千円を補助する。宿泊する場合は3千円を追加して補助する。9月から来年2月末までの実施分を対象としている。

事業費は申請関連の業務委託費を含めて4300万円。1万4700人分の申請を想定している。県南部を訪問先とする教育旅行への支援を含めた事業費の総額は約4800万円、1万6200人分に上る。

鈴木英敬知事は20日のぶら下がり会見で、県南部での教育旅行を対象とした支援について「申請が予算額を上回ることが予想される」とし、事業費を追加する補正予算案を県議会に提出する考えを示した。