伊勢 若者の投票率向上へ連携 皇大と県・市選管が協定 三重

【協定書を手にする(左から)竜田伊勢市選管委員長、河野学長、富永県選管委員=伊勢市役所で】

【伊勢】若者の投票率向上に向けて三重県選管と伊勢市選管、皇學館大学は20日、伊勢市役所で選挙啓発の連携協力に関する協定を締結した。大学と県・市選管の三者による協定は昨年11月の鈴鹿医療科学大に次いで全国3例目という。

各選管によると、全国での18、19歳の投票率は選挙権年齢の引き下げが適用された平成28年の第24回参院選での45・45%をピークに下落傾向にあり、昨年の第25回参院選では13・17%減の32・28%となった。全体の投票率との差も拡大傾向にあり、同参院選での世代別の投票率では20―24歳が28・21%と最低だった。

こうした傾向を背景に、若い世代が集まる大学と連携して主権者意識の醸成と投票参加の向上を目的に協定を締結。同大では、体験学習型プログラム「CLL」での活動を通じて学生を主体とした投票率の向上を目指すといい、選挙事務の体験や校内の期日前投票所設置などに向けて参加学生を募集していくとしている。

協定式では河野訓皇學館大学長、竜田節夫伊勢氏選管委員長、富永健県選管委員が出席。河野学長は「投票率の低下が政治への関心の低さを如実に示している。選挙への投票行動に結びつくよう啓発指導していく」と話していた。