松阪の男性新型ウイルス感染、陽性者発生のパチンコ店利用 三重

三重県は18日、松阪市内の60代無職男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性は従業員の感染が確認された市内のパチンコ店を客として訪れていた。県内での感染者は延べ56人となった。

県によると、男性は11日から関節筋肉痛とせき、12日に37.8度の熱があり、16日に医療機関を受診。PCR検査で18日に陽性と判明した。現在も三七度台の熱や関節筋肉痛などがある。

男性は少なくとも10日までの2週間、松阪市上川町の「ダイナム松阪店」を訪れていた。同店では、勤務する40代女性パート従業員と20代男性会社員の感染が11日と15日にそれぞれ確認されていた。

県は「男性がパチンコ店で感染した可能性がある」としつつも「業界を挙げて対策しており、パチンコ店での感染は把握する限りで例がない。あらゆる可能性を考慮して感染経路を調べたい」としている。

県は同居の家族4人と別居の親族2人を濃厚接触者とし、検査を実施する。医療保健部の三木惠弘次長は18日、同店の名称を公表した上で「同店を訪れて心配な人は保健所に相談してほしい」と呼び掛けた。