感染防止と観光対策両立を 自然体験活用アピール 志摩市長、三重県知事と対談

【対談する(右から)鈴木知事と竹内市長=志摩市の志摩オートキャンプ場で】

【志摩】鈴木英敬三重県知事と竹内千尋志摩市長の一対一対談が17日、志摩市志摩町越賀の志摩オートキャンプ場であった。鈴木知事は新型コロナウイルス状況下での経済対策について「感染防止と経済や観光対策の両立に向けて、今までやったことのないチャレンジが必要」と語った。

竹内市長は新型コロナの影響で基幹産業の観光業や水産業が大きな打撃を受けたと説明。一方で修学旅行の受け入れ先としての需要から志摩自然学校など屋外施設の予約が前年より伸びていることを紹介し、「都市から田園回避の動きがある。志摩の自然体験を活用したプロモーションを働きかけたい」と語った。

鈴木知事は政府主導のGoToキャンペーンについて「県としては時期をずらして9月からスタートしてもらえたら良かった。旅行需要の平準化に向けて9月以降も使えるインセンティブを検討したい」と話した。教育旅行の受け入れについては「南部地域に行くための補助を増やすと共に志摩の子どもたちが逆に伊賀や鈴鹿に行くための補助も新たに構築し、近いうちに発表したい」と述べた。

また来年開催が予定されている太平洋・島サミットについて、竹内市長は防災や環境保護などの共通課題に向けた取り組みや市民レベルの交流を強調し、「伊勢志摩サミットから5周年の節目。レガシーを大切に連携を図りたい」とした。

鈴木知事はSNSの活用やラグビーを絡めたPRキャンペーンに向けて意欲を示し、「県や市の魅力を発信し、レガシーの残るサミットとしたい」と話した。