コミュニティバス「利用ゼロ」75% 家事「主に女性」68% 松阪市民意識調査 三重

【松阪】三重県松阪市が市民3000人を対象にした意識調査の結果がこのほど、まとまった。市が運営するコミュニティバスを「利用したことがない」の回答が75.5%に上った。

市民意識調査は本年度を初年度とする市総合計画と市男女共同参画プランの策定に向けた基礎資料とするため実施した。市の政策や行政サービスについて136問あり、15歳以上の市民3000人に郵送し、回収率は51.8%。平成29年度の前回調査は181問、回収率44.3%だった。

コミュニティバスの利用頻度は「利用したことがない」が75.5%で最も高く、次いで「1年以上利用していない」の11.9%。

「コミュニティバスは利用者数が減少し、運行経費のうち大半(1億円以上)を税金で賄われていますが、有効性や継続性などの観点から見直しが必要であると思いますか」の質問に、「必要がある」が71.6%、「必要がない」が23.9%。

コミュニティバスからの転換を巡っては「タクシーの活用(デマンドタクシーの普及やタクシーチケットの導入など)」が61.0%で最多。次いで「住民主体による移動支援(住民同士の協力によるお出かけ支援)」が23.5%となった。

家事分担は「主として女性」が68.3%で最も高く、「共同して分担」は19.5%。

配偶者や恋人からのドメスティックバイオレンスを受けた女性は、身体的暴力9.7%▽精神的社会的暴力16.0%▽性的暴力4.3%▽経済的暴力4.9%。

セクシャル・ハラスメントを「何度も受けたことがある」「1、2度受けたことがある」の合計は女性で20.2%だった。