津 さまざまな表情の海辺 岡さん写真初個展 三重

【作品を紹介する岡さん=津市栄町の「VOLVOX」で】

【津】三重県津市乙部の会社員、岡正子さん(60)の写真初個展「夏の津の海」が16日、同市栄町のギャラリー「VOLVOX」で始まった。市内の贄崎海岸や島崎海岸のさまざまな表情を伊勢和紙にプリントした作品28点を展示している。21日まで。

岡さんは津市出身。10年前に一眼レフカメラを購入し花や自然を撮影してきた。3年前に同ギャラリーで県外の作家が撮影した津の海の写真に心動かされて以来幼い頃よく訪れた地元の海を撮影するようになった。

砂浜と海と空が作る淡いグラデーション、引き潮の砂の跡、ハマヒルガオの咲く浜、台風の後の流木など自身の幼い頃の記憶と重ねさまざまな表情の海辺を捉えた作品が並ぶ。伊勢和紙にプリントすることで作品に独特の柔らかさが加わっている。

岡さんは「心をつかまれた時間を切り取っており美しいもの、感動できる時間は足元にある。作品を見て津の海に行ってみたいと思ってもらえたら」と話した。