亀山 近藤鐸山の生き方学ぶ 幕末の藩士で国文学者 三重

【学習会で講師を務める大辻さん(左手前)=亀山市東町の市市民協働センター「みらい」で】

【亀山】「亀山宿語り部の会」(豊田幸孝会長、13人)は16日、三重県亀山市東町の市市民協働センター「みらい」で学習会を開き、同会の大辻典子さん(73)が幕末の亀山藩士、近藤鐸山(こんどうたくざん)の生き方について講演した。

亀山藩石川家の家老として藩の財政面に携わる一方国文学者として活躍し、妻は佐々木引綱門下の歌人として有名な近藤捨子。同市野村町の慈恩寺に建立された墓碑は市の史跡に指定されている。大辻さんは「廃藩置県により藩の廃止後は、文化人として書や文筆、歌を詠む歌人として晩年を過ごした」と解説した。

学習会には会員や市民ら計16人が参加。豊田会長(74)は「定期的に亀山の歴史について学習会を開いては会員同士が講師となり、それぞれの得意分野の知識を発表し、見聞を広めている」と話した。