入札に遅刻業者が参加 津市が誤指導、落札取り消し 三重

【津】三重県津市は15日、入札開始時刻に遅れた業者を入札に参加させたとして、同市白山町内の市立小中学校6校で消防設備を保守点検する業務委託の指名競争入札を14日付で取り消したと発表した。

市によると、落札を取り消したのは9日に市教委事務局白山教育事務所が執行した指名競争入札で、4社が参加した。うち1社は入札開始時刻に数分程度遅刻したが入札に参加した上、落札した。

同事務所が遅刻した場合の対応を市調達契約課に確認した際、女性職員が「入札参加者全員の同意を得れば参加できる」と誤って指導したのが原因。市の内規では、入札開始時刻に遅れた場合、入札に参加させないことになっているが、誤った指導を受けた同事務所は入札参加業者全員の同意を得た上で、遅刻した業者を入札に参加させていた。入札終了後に他の参加業者が指摘して事務誤りが発覚した。

市は参加業者に謝罪。改めて入札を行う。同課は「入札事務は透明性、公平性が強く求められる事務であることを再認識するとともに、各課に対し改めて入札日時を順守するよう周知徹底する」としている。