サッカー なでしこリーグ18日開幕 伊賀、神戸戦へ「いい準備」 三重

【いきいきとした表情でボールを蹴るくノ一の選手ら=伊賀市内で】

新型コロナウイルスの影響で開幕が例年より約4カ月遅れていた日本女子サッカーリーグ「プレナスなでしこリーグ」が18日、各地で開幕する。昨季1部4位の伊賀FCくノ一三重は、スポーツの杜鈴鹿に昨季3位のINAC神戸を迎えて午後4時から開幕戦を行う。杉田亜未主将は「いい準備ができている。勢いを持って今後につなげられるようにしたい」とスタートダッシュを誓う。

1部復帰1年目の昨季、果敢なプレッシングからの「全員攻撃・全員守備」で10チーム中4位と善戦した。チームスタイルはそのままに、昨年のユニバーシアード・ナポリ大会準優勝メンバーの徳山大DF東菜月ら新戦力を加え、「昨年を上回る成績」(大嶽直人監督)を目指して開幕を待ったがコロナ禍で公式戦は一時休止。政府の緊急事態宣言を受けてチームも活動を休止した。

活動休止期間は自主練習でそれぞれの課題克服に励んだ。臀部(でんぶ)を中心とした下半身強化に取り組んだ杉田主将は全体練習再開後「改めてサッカーが出来る楽しさを感じた。チームの結束力も前より高まった」。

2021年にはプロ女子サッカーの「WEリーグ」開幕が決まっている。「次世代の選手に夢を与え、日本サッカーのレベルアップにつながれば」と歓迎する杉田主将は、国内トップリーグとしては最後のシーズンに向け「昨年4位で悔しさもあったので優勝を目指してやる」と力を込める。

1部は10チームがホームアンドアウエー方式の2回戦総当たりで争う。夏場の前半戦は暑さ対策のため薄暮開催となり、この期間の伊賀FCくノ一三重のホーム戦会場はナイター照明設備が整っているスポーツの杜鈴鹿になった。第2節までは無観客試合。選手の交代上限は3人から5人となった。

開幕が遅れたため、今季は全試合の75%以上かつ、各チームが50%以上消化すれば大会成立。全日程を消化できない可能性を踏まえて順位決定方法も一部変更し、勝ち点が並んだ場合、①総得失点差②当該チーム間の対戦成績(ホームとアウェーの2試合を終えた場合のみ)③勝利数④総得点数⑤反則ポイント⑥抽選で順位を決める。