津 現代アート、独特の感性で 梅澤さん、地元で初個展 三重

【作品を紹介する梅澤さん=津市東丸之内の松菱6階美術画廊で】

【津】三重県津市出身の現代アート作家、RIO UMEZAWA(梅澤璃桜)さん(46)=東京都世田谷区=の個展「明~ミョウ」が15日、津市東丸之内の松菱6階美術画廊で始まった。古事記からイメージを膨らませた近作の細密画や自然のモチーフを独特の感性で描いたアクリル作品など約50点を展示・販売している。21日まで。

梅澤さんは津市に生まれ、中学卒業後米国の芸術高校、芸術大学に進み帰国。大阪でラジオDJをしながら制作を続け40歳を機に拠点を東京に移した。現在は海外のアートフェアやアルバムジャケットのデザインなど多方面で活躍。地元津市では初の個展となる。

古事記に登場する神をチョウになぞらえた細密画、動物の骨をデザインしたアクリル画、鮮やかに花を描いた木箱のほか昨年銀座で発表した抽象画もある。

作品の多くに共通する細かな模様は「細胞やアメーバのような人間の基のイメージ」。梅澤さんは「いろんな時代がありここに帰ってこれた。三重県人としての人生を見てもらえたら」と話していた。