「ガメラの初孫」 志摩マリンランド リクガメの赤ちゃん展示 三重

【初めて繁殖に成功したケヅメリクガメの赤ちゃん(志摩マリンランド提供)】

【志摩】志摩マリンランド(三重県志摩市阿児町神明)は、この春ふ化に初成功したケヅメリクガメの赤ちゃんの展示を始めた。志摩市などを撮影の舞台として平成18年に劇場公開された映画「小さき勇者たち~ガメラ」で、ガメラの赤ちゃんとして出演した「セイラ」の子どもたちで、里中和之館長(53)は「ガメラに初孫が生まれた」と喜んでいる。

同館によると、昨年11月から今年3月にかけて、3回にわたり合計66個の産卵を確認。その後3月8―18日にかけて、最初に産卵が確認された8個の卵から7匹の赤ちゃんがふ化するのを確認した。その後もふ化は続き、今月13日現在で合計25匹がふ化に成功したという。

セイラは映画公開を記念して平成17年9月、製作会社の角川ヘラルドから同じくメスの「コマンド・サンボ」と共に寄贈された。

セイラの産卵は平成24年にも確認されていたが、当時同館にオスがいなかったためふ化には至らなかった。その後、繁殖に向けて平成24年4月に越前松島水族館からオスの「ソラ」を譲り受け、初めての繁殖成功に至ったという。

赤ちゃんは甲長7―9センチで体重120―185グラム。小松菜やカボチャなどを餌に順調に成長。6月22日に公式ツイッターで公開したところ「メロンパンが動いているみたい」と好評で、2日間で10万再生回数を超えたという。

里中館長は「親と見比べてかわいさを感じてほしい」と話している。