
鈴木英敬三重県知事は14日のぶら下がり会見で、被災地支援を目的に派遣する県や市町の職員らに対し、今後は新型コロナウイルス感染症のPCR検査を実施する方向で検討を進める考えを示した。
県によると、九州豪雨で熊本県に派遣された高松市職員の感染が確認されたことを受けた対応。水俣市から15日に帰還する災害時健康危機管理支援チーム(DHEAT)の県職員ら5人にも実施する。
鈴木知事はDHEATへの検査について「被災地で不特定多数の人と接していたわけではないが、念のために検査をする」と説明。「今後は基本的に派遣の前後で検査をする方向で検討する」と述べた。