尾鷲 「トラノオ」収穫最盛期 ピリッとした辛さ、刺し身と一緒に 三重

【トラノオを収穫する黒さん=尾鷲市向井で】

【尾鷲】三重県尾鷲市向井の農事生産塾「向井の里」が管理する畑で、向井地区特産のトウガラシ「トラノオ」の収穫が最盛期を迎えている。

形状が虎の尾に似ていることから「トラノオ」と命名された。ピリッとした辛さが特徴で、刺し身を食べる時、わさびの代わりとして使われている。

向井の里の黒俊人理事長(73)ら9人が5月上旬に約900平方メートルの畑に900本の苗を植えた。先月28日に収穫を始め、約17―23センチに実ったトラノオをはさみで一つずつ丁寧に摘み取っている。

収穫量は約1トンを見込み、東紀州地域にあるスーパー「主婦の店」や、市内の水産加工会社などに出荷する。

黒理事長は「去年は高温障害で収穫量が少なかったが、今年は成長が良い。カツオと一緒に食べるとおいしい」と話した。