新型ウイルス 三重県で新たに2人感染 明和町の陽性者妻子

【ダイナム松阪店の消毒作業(ダイナム提供)】

三重県は12日、明和町の10代男児と40代女性パート従業員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。10日に感染が判明した40代男性会社員の妻子で、県が濃厚接触者として特定していた。県内での感染確認は3日連続。感染者は延べ50人となった。

県によると、男児は11日に38度の熱があり、同日のPCR検査で陽性と判明。医療機関に入院している。既に熱は収まり、症状はないという。男児のきょうだいに実施した検査の結果は陰性だった。

女性パート従業員は7日に勤務先から帰宅した後、37・3度の熱があった。10日は40度まで上昇し、医療機関に入院。11日の検査で陽性と判明した。現在も37度台の熱や頭痛があるという。

男児は10日まで上御糸小学校(同町佐田)に登校していた。町教委は12日、同校を13―22日まで臨時休校にすると決定。児童や教職員らの感染がなければ、連休明けの27日から再開する。

女性パート従業員は松阪市上川町のパチンコ店「ダイナム松阪店」に7日まで出勤していた。同店は11日から臨時休業し、店内の消毒作業などを実施。「安全を確認次第、営業を再開する」としている。

県は上御糸小の児童や教職員ら29人と女性パート従業員の同僚6人、男性会社員の接触者1人の計36人に検査を実施する方針。上御糸小やダイナム松阪店の関係者らに感染を疑う症状はない。

また、横浜ゴム(本社・東京)は12日、この男性会社員が同社三重工場(伊勢市御薗町)の従業員だと発表した。濃厚接触者として特定されていた職場の同僚ら7人に対する検査の結果は陰性だった。