MVで鳥羽の観光支援 井本さんら制作 CD売上は市に寄付 三重

【制作したミュージックビデオをCDと共に紹介する佐藤さん=鳥羽市役所で】

【鳥羽】新型コロナウイルス感染症の影響で打撃を受けている鳥羽市の観光業を支援しようと、三重県鳥羽出身で玉城町在住のアーティスト井本純一さん(43)の楽曲に併せて、元鳥羽市地域おこし協力隊員の映像作家佐藤創さん(31)がミュージックビデオを制作した。楽曲CDの売上は鳥羽市に寄付するという。

井本さんは「Jun Lenon」のアーティスト名で活動しており、4年前に鳥羽から玉城町に移住。鳥羽の風景をイメージした楽曲「追憶」を昨年7月に発売し、多くの人に鳥羽の風景を伝えようと、佐藤さんに映像の作成を依頼したという。

映像は5分50秒。安楽島海岸や城山公園、なかまちの市街地といった鳥羽の風景を、楽曲に併せてセピア調の演出を交えて紹介。佐藤さんは「ボランティアで最初は抵抗もあったが、疲弊した町のために動くのが先決という心意気に賛同した」と語る。

目標販売枚数は百枚。9月末までの売り上げを「コロナウイルス支援金」として、市に寄付する。井本さんは「自分自身活動がままならなくなり、何かできることをと考えていた。鳥羽を訪れたいと思うきっかけにしてもらえたら」と話している。

CDは2曲入りで500円(税込み)。動画配信サイト「ユーチューブ」やそれぞれのホームページ、SNS(会員制交流サイト)などで映像を公開する。購入はオンラインショップ「BASE」=https://acatoki.thebase.in=へ。