伊勢 短歌に孫の挿絵 浜辺さん展示、休校中に作成 三重

【浜辺さんの短歌などに孫の挿絵を添えた作品が並ぶ会場=伊勢市常磐の百五銀行筋向橋支店で】

【伊勢】三重県伊勢市御薗町の元高校教諭浜辺恒男さん(80)が、自作した短歌と孫たちの挿絵を組み合わせた作品の展示を、同市の百五銀行筋向橋支店で開いている。新型コロナウイルス感染拡大を受けた臨時休校中、自宅で過ごす時間が増えた孫娘たちと仕上げた合作が、銀行利用者を楽しませている。今月末まで。

浜辺さんは元高校国語教諭で、県立高校の校長も務めた。大学時代から短歌や俳句をたしなみ、退職後に市民講座で指導することもあった。

展示したのは、休校が続いた3月ごろに浜辺さんと小学5―中学3年の孫3人が手掛けた10点。浜辺さんが「老いをシニカルな視点で表現」したという短歌を筆でしたため、孫たちが歌に合わせて描いた。「久々に心うきたつ思いする 年甲斐もなくスマホ手に入れ」には、スマートフォンを持った笑顔の男性が、両手を上げて喜ぶ姿が描き添えられている。

浜辺さんは「休校中、孫たちの勉強を見ながら絆づくりにと仕上げた作品。楽しんでもらえたら」と話していた。