安心して利用を 三重交通がウイルス予防 バス車内を抗菌

【バス車内に除菌剤を噴霧する職員=津市あのつ台4丁目で】

【津】三重交通(三重県津市中央)は9日、津市あのつ台四丁目の中勢営業所で、抗ウイルスや抗菌の効果がある薬剤でバス車内をコーティングする作業を報道関係者に公開した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、利用客の不安を解消するため、今月1日から始めた。年内にグループ4社が保有するバス831台全てで終える予定。

住宅メンテナンスなどを手掛ける「こだま」(同市藤方)が施工。作業では、ゴーグルとマスク、防護服を着けた男性職員が、噴霧器を使って車内に薬剤を散布。マスクを着用した別の男性職員がシートベルトやテーブル、手すりなど利用客が触れる場所に薬剤をスプレーし、拭き上げた。最後にコーティング剤を塗って皮膜を作った。

こだまによると、使用した薬剤は「ドクターハドラス」で、インフルエンザウイルスや大腸菌、ノロウイルスなどに効果がある。コーティング剤を塗ることで施工後、約5年間効果が持続するという。

三重交通グループホールディングスの広報担当者は「外出自粛で減っていた利用客が少しずつ戻ってきているが、まだ厳しい状況。夏休みに入るので、自粛していたお客様にもぜひ安心して出掛けてほしい」としている。