津 コロナ禍で描く、新たな世界 田村さん、油彩画展示販売 三重

【油彩の作品を紹介する田村さん=津市中央の三重画廊で】

【津】津市一身田大古曽の画家、田村公男さん(67)の個展が8日、同市中央の三重画廊で始まった。風景や静物、人物など油彩を中心に大小64点を展示販売している。12日まで。

田村さんは絵画公募団体一水会会友で市内で美術教室を主宰する。県内外で年1、2回個展を開き今回が58回目。同所では2年ぶりの開催となる。

ここ数年パステル作品の発表が続き「油彩を見たい」との声に応えた。水田に山々が映る「田植え後(白山)」、津のヨットハーバーの朝日「2020初日の出」、抽象的に表現した「洋梨・黒」などのほか、デッサン会で描いた女性像もある。

田村さんは油彩とパステルの違いを「パステルは海外の雰囲気をその場で描くのに合う。油彩は画面を作り描き込むことができる」と解説。

コロナ禍の自粛中も季節の風景を描き続けたといい「地に足を着け絵を描くチャンスで禍なのか恵なのかは本人次第。新たな自分の世界が見えてきた」と話した。