松阪 サカキL&Eワイズ 夏のマスク消臭ミスト披露 三重

【医療用ガウンとマスクの試作品を着用し、マスク消臭ミストを示す(右から)濱口取締役と竹上市長ら=松阪市役所で】

【松阪】医療関連製品製造「サカキL&Eワイズ」(榊宏之社長、三重県松阪市上川町)の濱口武之取締役らは7日、同市役所で竹上真人市長と面会し、県の補助を活用した使い捨て医療用ガウンとマスク製造への参入を報告するとともに、同日発売の新商品「マスク消臭ミスト 涼感タイプ」を披露した。

同社は従業員131人。大型プレス機や検査機器を約3千万円かけて導入し、新たに3人雇い、12月1日からガウンを月2万枚、マスクを同20万枚製造する。

県は経費の4分の3を補助する新型コロナウイルス対応緊急対策投資補助金に9社を選定。うち同市内が3社で同社の他に、同市広陽町の松阪中核工業団地に工場があるプラスチックメーカー「岩崎工業」のマスクと、「辻製油」(同市嬉野新屋庄町)の消毒液が選ばれた。

濱口取締役は「マスクやガウンを中国から輸入していたが、ロックダウンで輸入できなくなった」と経緯を述べた。

県企業誘致推進課の平井靖士課長は「第2波、第3波の心配がある中、気を緩めず県民の安全を確保したい」と語った。

竹上市長は「採択された9社のうち3社が松阪市で誇りに思う。人口割合は10分の1なのに。ピンチをチャンスに挑戦してほしい」と激励した。

また、新発売のマスク消臭ミストは30ミリリットル、税別480円。布マスクの外側に噴霧する。エタノールの他、ハッカ油を配合して涼感を、シナモン油で爽快感を出している。問い合わせはサカキL&Eワイズ=電話0598(39)8181=へ。

濱口取締役は「夏の暑いとき対策」と説明。ミストをマスクにかけた竹上市長は「涼しい。これいいわ」と話していた。