新型ウイルス軽症者受け入れ先 民間施設に切り替え JTBの協力で確保 三重

【軽症者向けの宿泊施設を確保する仕組み(三重県提供)】

鈴木英敬三重県知事は7日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの軽症者や無症状者の受け入れ先を民間の宿泊施設に切り替えると発表した。感染状況に応じてJTB三重支店(津市)の協力で確保する。

これに伴い、軽症者向け施設として確保していたスポーツマンハウス鈴鹿(鈴鹿市御薗町)の借り上げは7月末で終了し、8月から通常営業とする。4月下旬から確保していたが、宿泊者はいなかった。

県内で長期間にわたって新たな感染者がいないことから、継続的には借り上げないことにした。今後は感染者の発生状況や医療機関で確保している176床の状況を踏まえ、必要に応じて確保する。

県は5月下旬、JTB三重支店と業務契約を締結。感染者が増えた場合は県が同社に確保を要請し、同社は確保する施設の利用客らを別の施設に振り分ける。これにより、約百室を確保できるという。

鈴木知事は「来年の国体などに向け、スポーツマンハウス鈴鹿を合宿や練習に使いたい人もいる。丸ごと空ける影響は大きい」と指摘。「必要なときは迅速に(民間の施設を)活用したい」と述べた。