観光庁の田端長官が来県、知事と懇談

【鈴木知事(手前)と懇談する田端長官=県庁で】

観光庁の田端浩長官が3日、来県した。旅先での休暇を兼ねた新しい働き方「ワーケーション」の推進など、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた観光地の振興策を巡って鈴木英敬知事と懇談した。

県によると、田端長官の来県は、伊賀流忍者博物館(伊賀市)などを視察した昨年3月以来。この日は県庁を訪れた後、鳥羽市内に宿泊した。4日は伊勢志摩の宿泊施設などを視察するという。

鈴木知事は、省庁横断的な組織を設立して国主導でワーケーションを進めるよう要請。「一極集中のリスク軽減に加え、宿泊以外の消費にもつながる。体験した人からは非常に好評」と紹介した。

田端長官は「新型コロナの感染対策で企業のテレワークが進んでいる今こそ、ワーケーションを進めていくチャンスだと思う」と応じ、県内での実践例を首都圏などでアピールするよう求めた。

また、鈴木知事は県内で修学旅行の誘致も進んでいると紹介。7月分までは予約がなかった志摩市内の自然体験施設に学校からの予約が相次ぎ、9月以降分は昨年1年間の実績を上回ったと紹介した。

田端長官は、政府の「GoToトラベルキャンペーン」は修学旅行も支援の対象としていると紹介。「まだまだ心配される親御さんもいるかもしれないが、屋外体験施設なら安心だと思う」と語った。