コロナ対策「和モダンパーティション」発売 伊勢・三重軸装

【伊勢・和モダンパーティションを紹介する杉山社長(左)=伊勢市役所で】

【伊勢】伊勢市中村町の表具会社「三重軸装」が、新型コロナウイルス対策のための飛沫ひまつ防止パネル「伊勢・和モダンパーティション」をつくった。県産の尾鷲ヒノキなどを使って木工職人が手作りし、書画を飾る額装として再利用することもできる。同社の杉山翠社長(五九)は「料理店や旅館、応接室などさまざまな場に調和しやすいデザイン。空間の雰囲気を保ちながら、大切な人を安心してもてなしてほしい」と話している。

伝統的な衝立ついたてをベースに、高級感を出したデザインを考案。額縁職人が尾鷲ヒノキで縁を作り、アクリル板をはめ込んだ。土台部分は、伝統工芸のくりもの職人が手掛けている。

同社は昭和元年創業。全国の神社や土産物店に掛け軸などを卸している。新型コロナの感染拡大の影響で仕事が減少する中、ものづくりの技術を生かして何かできないかと制作に着手した。今月から販売を開始し、証券会社やショールーム、ホテルなど県内外から受注があるという。

標準仕様は、横型幅70センチ、高さ60センチ、縦型幅60センチ、高さ70センチで3万円(税別)。黒やセピア色など四色から選べる。オーダーメードも対応する。額装として活用するには別途料金が必要となる。

問い合わせは三重軸装=電話0596(27)2292=へ。