ため池保全センターを開設 都道府県6例目 適正管理、県が支援 三重

【ため池保全サポートセンターみえの看板を掲げる前田部長(右端から2人目)ら=津市広明町で】

三重県は1日、津市広明町の県土地改良会館内に農業用ため池の適正な管理を支援する「ため池保全サポートセンターみえ」を開設した。県土地改良事業団体連合会が運営し、ため池の管理者に補修や管理方法を指導する。都道府県で設置するのは全国で6例目。

県内には約3千カ所のため池があり、水利組合や自治会、個人などが管理している。うち1640カ所は防災重点ため池で、決壊時に周辺の民家が浸水し、人的被害などを与える恐れがある。

センターでは、県土地改良事業団体連合会の職員が県内の防災重点ため池を巡回し、適正な管理方法を助言。ため池の保全・管理に必要な情報を収集し、普及啓発する。相談窓口も設ける。

会館で設立式があり、前田茂樹農林水産部長が「農業用ため池は多面的な機能を持つが、豪雨では甚大な被害を被った。センターの活動を通じ、手厚い寄り添った支援をしていきたい」と述べた。

相談窓口は祝休日などを除く毎週月曜と木曜の午前9時―正午。電話か来所の相談に応じる。来所の場合は要予約。問い合わせは同センター=電話059(224)3555=へ。