津市 プレミアム商品券発行へ 地域での消費喚起 三重

【定例記者会見で、プレミアム付き商品券の発行を発表する前葉市長=津市役所で】

【津】三重県の前葉泰幸津市長は1日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける市民生活と地域経済を支援するため、プレミアム付き商品券を発行すると発表した。市内の飲食店や小売店などで使うことができる。発行総額は19億6千万円で、県内最大という。この事業費を含む約24億2274万円を増額する一般会計補正予算案を2日の市議会6月定例会に追加提出する。

商品券は1枚千円の券が7枚で1冊になっており、1冊5千円で購入できる。市民全員に行き渡るよう28万冊を発行する。8月15―31日まで市役所で購入の申し込みを受け付け、希望者に引換券を郵送。市内55カ所の郵便局で販売する。

商品券が使えるのは、市内の飲食店や小売店、宿泊施設などを想定し、約1500店舗を目指す。大型商業施設やスーパーマーケットなども対象店舗に含む。今月初旬から12月18日まで参加店舗を募る。使用期間は10月1日―12月31日まで。

前葉市長は「市民に商品券を使って市内で買い物や食事をしてもらうことで、新型コロナウイルス感染症で売り上げに減少のあった事業者が次の事業に進む大きな後押しになる。事業者には店舗として登録してもらい、経済が活性化することを期待する」と述べた。

補正予算案にはこのほか、低所得のひとり親世帯を対象に5万円を支給する給付金や、感染対策のため臨時休業した市内の三スポーツ施設の指定管理者に支給する支援金などを計上。4月にのり面が崩れた市道白山芸濃線の復旧工事費も盛り込んだ。