尾鷲 高卒採用枠維持求める 県教委など商議所に要望 三重

【佐々木専務理事(左端)に要望書を提出する三重県教委高校教育課の井上課長(中央)ら=尾鷲市朝日町の尾鷲商工会議所で】

【尾鷲】新型コロナウイルス感染症の影響で企業の求人数の減少が懸念される中、三重県教育委員会と尾鷲公共職業安定所の担当者は30日、尾鷲商工会議所(尾鷲市朝日町)を訪れ、来年3月に高校を卒業する生徒たちの採用枠維持など3項目を求める要望書を提出した。

県教委の担当者らが、6月22日から7月3日の間、県内12の商議所を回って要望書を提出する。

この日は県教委高校教育課の井上珠美課長が、例年、高校卒業予定者の約35%が就職を希望していることなどを説明し、採用枠の維持▽求人票の早期提出▽資格・検定試験の中止・延期に対する配慮―の3項目を求めた。

要望書を受け取った尾鷲商議所の佐々木理専務理事は「3項目について会員へ周知し、協力させてもらいたい」と述べた。

井上課長は「地元への就職や希望する職種に就けるように連携して取り組みたい」と話した。

尾鷲公共職業安定所によると、今年の高校生の就職活動時期について、新型ウイルスの影響で全国の高校で休業期間があったため、企業への応募書類提出開始日や選考開始日などが1カ月後ろ倒しになる。