三重県議会 新型ウイルス 255億円補正案を可決 感染防止に

【補正予算案などを可決した本会議=三重県議会議事堂で】

三重県議会6月定例月会議は30日の本会議で、新型コロナウイルスの感染防止や経済対策の費用に充てるため、約254億9500万円を追加する一般会計補正予算案など20議案を可決した。

一般会計補正予算案は全会一致で可決。感染者と接する医療や福祉関係の職員に支給する慰労金や学校の感染防止対策費など、医療関係の支出が約8割を占める。ほぼ全額を国からの交付金で賄う。

桑名市五反田の河川敷に有害物質のPCB(ポリ塩化ビフェニール)を含む油が流出した問題で、コスモ石油(東京)が県に6億円の解決金を支払う調停案に合意する議案も全会一致で可決した。

このほか、新型コロナウイルス感染症の対策費に充てるため、県議らの政務活動費を15%削減する条例案や、平成30年4月に廃止された主要農作物種子法の代わりとなる主要農作物種子条例案なども可決した。

北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父、滋さんが亡くなったことを受け、拉致問題の早期解決を訴える決議案を議員提出し、全会一致で可決した。滋さんの死去を受けた決議は都道府県議会で初とみられる。