
【津】三重県津市榊原町の「榊原温泉田んぼアート2020」の地上絵がこのほど、同町長坂で姿を見せ始めた。約2900平方メートルに6種6色のイネで三重とこわか国体・とこわか大会キャラクターの「とこまる」が津市実施競技のセーリングをする姿を見ることができる。
榊原の自然を生かし景観向上に取り組む農水省、県、市の交付金事業で地元住民で作る「榊原みずすまし会」(中尾兼隆会長、会員約500人)が実施し11年目。新型コロナウイルスの影響で田植えは参加者を募らず同会の役員と20―80歳代の有志住民計50人で今月6日に実施した。
絵柄は地元の榊原小5、6年生に募集し選んだ作品が原案。「みえ」「つ」の文字入りのヨットを波しぶきを上げ走らせるとこまるの背景に「サカキバラ」と令和2年を表す「R2」の文字がある。
きぬむすめの緑色を背景色にとこまるの顔や腕は黄大黒、ヨットの帆はゆきあそび、波としぶきはべにあそびなど6色で表現している。
同会によると8月上旬頃まで楽しめるという。