桑名 赤須賀神明社の石取祭 コロナ影響で神事のみ 三重

【桑名】三重県桑名市の赤須賀自治連合会・赤須賀神明社役員会は29日、8月14―16日に赤須賀神明社を中心とした氏子町(同市赤須賀)で斎行される市指定無形民俗文化財「赤須賀神明社の石取祭」について、本年度の祭礼は祭車の曳回し、鉦鼓打ち囃し(練習日含め)などを休止し、神事のみ斎行すると発表した。新型コロナウイルス肺炎の流行と終息が見通せないためで、休止は昭和35年の伊勢湾台風からの復興に伴っての休止以来60年ぶり。

「赤須賀神明社の石取祭」が現在の形になったのは、明治33年に木曽三川の河川改修により街区が整備された後で、それ以前は船石取で祭礼をしていたと言われている。昭和20年の空襲で弁天町を除く5台の祭車は焼失したが、各町は同28―29年ごろに祭車を建造し、現在は6台の祭車が揃い盛大に行われている。