企業誘致へ支援求める ワーケーションで大台町長 三重県知事と1対1対談

【対談する鈴木知事(左)と大森町長=大台町粟生の同町健康ふれあい会館で】

【多気郡】鈴木英敬三重県知事は29日、大台町粟生の同町健康ふれあい会館で大森正信町長と今年度最初の市町長との「1対1対談」に臨んだ。コロナウイルス感染症対策として仕事と休暇を組み合わせた「ワーケーション」の推進など5項目について話し合った。

1対1対談は公開の場で地域課題を議論し、10年目となる。約50人が参加した。

ワーケーションについて大森町長は「大台町らしさを出した企業誘致」として支援を求めた。鈴木知事は「コロナであらためて一極集中のリスクが分かってきた。ワーケーションの環境を整えたら来てくれるわけではない。あるんだとPRし、マッチングを進めたい」と述べた。

また、「県内で40カ所の応募があり、大台町は最多の8施設を出していただいた。けん引する存在になっていくと思う」「移住につながっていくんじゃないかな。可能性の大きな事業」と話した。

林業振興で鈴木知事は、「みえ森林・林業アカデミーの講座生177人のうち大台町は41人も参加し、非常に関心を持ってもらっている」「人家裏の危険木伐採やドローンの活用など、高度で実践的な技術を学んで、所得向上につなげるサイクルを作っていきたい。講座の中身をブラッシュアップしていく」と語った。

会場から海外観光客の受け入れについて質問があり、鈴木知事は「台湾観光局長とオンラインで会談する。台湾やタイなど感染が落ち着いて、これまでたくさん来てくれたところとオンラインで商談する予算をつけた。抜かりなく準備をしっかりやっていきたい」と答えた。