みえモデル確立へ視察 志摩「NEMU RESORT」で三重県知事

【観光関係団体の代表と意見交換する鈴木知事=志摩市の「NEMU RESORT」内里山ラウンジで】

【志摩】鈴木英敬三重県知事は29日、志摩市浜島町迫子のリゾート宿泊施設「NEMU RESORT」を視察し、新型コロナウイルスの緊急事態宣言解除後の新しい生活様式に向けた取り組み事例や観光の現状について、関連する各代表との意見交換に臨んだ。

感染症の拡大防止と地域経済回復を両立させる「みえモデル」の確立に向けた視察。同施設では「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた家庭向けの「ワーケーション」プランを3月下旬から導入しており、テレワーク下での需要を含めた利用状況や今後の課題について、運営する伊勢志摩リゾートマネジメントの梨元亨社長から説明を受けた。

意見交換会では、梨元社長や竹内千尋志摩市長のほか、東友章志摩自然学校代表理事▽木村圭仁朗県旅館ホテル生活衛生同業組合理事長▽柴原行正志摩スポーツコミッション代表理事▽中北真近鉄グループホールディングス執行役員▽西尾新志摩市観光協会会長―と地元選出の県議が出席。

参加者からは、ワーケーションの需要に併せた通信設備の強化、感染予防対策の「見える化」に向けた取り組みや、修学旅行先やスポーツイベントに併せたアウトドア施設の利用拡大、国の観光施策「GOTOキャンペーン」への期待などが意見として挙がった。

鈴木知事は「厳しい状況の中、新しい形に向けた努力を感じた。重く受け止めて緊張感を持ってやっていきたい」と話していた。