多気町 片山前大臣講師に勉強会 VISON広域連合協を立ち上げる会 三重

【講演する片山前大臣=多気町相可の同町文化会館で】

【多気郡】「VISON広域連合協議会を立ち上げる会」は28日、三重県多気町相可の同町文化会館で、同町に開業する滞在型複合施設「ヴィソン」を拠点に、広域で先端技術を活用するスーパーシティ国家戦略特区へ向け勉強会を開いた。県と県内外20市町、33社の約180人が参加した。講師は前地方創生・規制改革担当大臣の片山さつき参院議員が務めた。

ヴィソンは同町前村の伊勢自動車道勢和多気インターチェンジ近くに来春オープン予定。食と健康がテーマで産直市場や温浴施設、「スイーツヴィレッジ」「木のホテル」などを設ける。

同会は12月に見込まれる特区認可の成否に関わらず、10月に一般社団法人「VISON協議会」を設立する予定。地域のキャッシュレス化や、中部国際空港からの空飛ぶクルマ、ドローンを使った志摩市からの海産物の空輸、和歌山県那智勝浦町と結んだマグロと観光客の貨客混載などを計画している。

同会代表の久保行央多気町長は「全国56地域が手を挙げ、採択は数カ所で大変厳しいが、紀伊半島地域の発展振興のため何とか採択していただきたい」とあいさつした。

片山前大臣は「AI(人工知能)やビッグデータを活用して便利な暮らしをやろうとしたら壁があちこちにあり、まるっと全体が規制緩和できる地域にしたい。起爆剤が必要」「若者が減っていく国で普通にやっていたら労働力不足でやっていけない」「モデルをたくさん作れば世界の競争で強みになる」と訴え、「未来図を作っていただいて横連携がいいと選ばれるんじゃないか」と呼び掛けた。