SDGs達成へ提案 伊勢志摩リゾートマネジメント コンテストで社員ら 三重

【SDGsの目標達成に向けたアイデアを発表する社員ら=鳥羽市の鳥羽国際ホテルで】

【鳥羽】国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)に取り組む「伊勢志摩リゾートマネジメント」(三重県志摩市)は26日、鳥羽市の鳥羽国際ホテルで「SDGsアイデアコンテスト」を開き、社員らが食品ロス削減や環境保全など目標達成に向けた16のアイデアを発表した。

同社は鳥羽国際ホテルや志摩市のNEMU RESORTなどを運営。昨年からSDGsの12番「つくる責任 つかう責任」、14、15番「海、緑の豊かさを守ろう」をテーマにした取り組みを行っている。今回は、全社員から募ったアイデアを各部署で話し合って具体化し、発表に向けて準備を進めてきた。

経理部は、取引農家の販売に適さない小さいイチゴを通常より安価で仕入れてジャムを作り、商品展開していくことを提案。セールス&マーケティング部は、英虞湾や鳥羽湾で藻場が減り、水産資源が減少している現状を説明。森を手入れすることで海の再生を目指す取り組みとして、里山水生園周辺の森に群生するウバメガシを間引き伐採し、備長炭にして活用するアイデアを発表した。

梨元亨社長や惣明福徳総支配人らが審査し、最優秀賞=NEMU宿泊課「海洋汚染 わたしたちにできること」、準優秀賞=同課「園内の自然の再生と自然物の再利用」、優秀賞=S&M部「森の手入れが大地、海を救う」が選ばれた。

最優秀賞受賞者は「今回の機会を通じてSDGsについて関心が深まり、とても勉強になった」、惣明総支配人は「皆さんがSDGsについてよく勉強していることを痛感した。今回、取り上げられなかった提案も今後、実現できるようにしていきたい」と話した。