津の「新町会館」が完成 谷川士清資料展示やキッズルーム 三重

【完成した新町会館=津市新町3丁目で】

【津】三重県津市新町三丁目の旧市立新町幼稚園跡地で27日、複合施設「新町会館」の完成を祝う式典があった。同市出身の国学者、谷川士清(1709―1776)の顕彰機能やキッズルームなどを備えていて、7月1日にオープンする。

施設は鉄骨平屋建てで、延べ床面積は651平方メートル。外観は谷川士清の旧宅を模し、46台分の駐車場を備えている。研修室やキッズルームなどに加え、谷川士清の資料を展示するスペースもある。

旧会館は約600メートル東の同市八町二丁目にあったが、築後48年が経過し、老朽化していた。地元住民らからの要望を受け、幼稚園の跡地に合併特例債などを活用して2億8千万円を投じて建設した。

完成式では、前葉泰幸市長らが施設の前でテープカット。前葉市長は「コミュニティー施設として、谷川士清の功績を後世に伝える拠点として、多くの人に親しまれ、活用されることを願う」と述べた。

地元の新町地区自治会連合会の岸本丞弘会長は「これだけの駐車場と多機能を持った施設はなかなかないと思う。会館としての機能がいろいろあるので、地元の住民以外の人にも遠慮なく来てほしい」と話した。