津・サオリーナ 村上さん招き陸上教室 遊び取り入れ、汗流す 三重

【足の蹴り方を児童に説明する村上さん(中央)=津市北河路町のサオリーナで】

【津】世界陸上男子やり投げ銅メダリストで五輪3大会出場の村上幸史さん(40)=テック所属=を招いた陸上教室が28日、三重県津市北河路町のサオリーナであり、小学1―6年51人が遊びを取り入れたトレーニングで汗を流した。

松阪市と伊勢市で総合型スポーツクラブを運営する「LAvitaスポーツアカデミー」(池山大貴代表)が一流選手とふれ合う機会を作ろうと、同クラブ陸上監督の大山祐史さん(32)が実業団時代から交流のある村上さんに依頼し実現した。

感染予防対策を取り実施。会場で新型コロナウイルス感染症に関する日本赤十字社への支援を呼び掛けた。

村上さんは考えながら体を動かす鬼ごっこや小型のハードルを並べたトレーニングを指導し、早く走るこつとして「足の裏を空気パンパンのボールだと思って地面に当たる瞬間にしっかり蹴って」と助言した。

羽根付きのジャベリックボールを遠投する練習では児童の声に応え会場の端から反対側の壁面に届く見事な投てきを披露し「子どもの頃は走っても遅く投げても一番じゃなかった。みんなもできる」と激励した。

津市立家城小2年の岩垣海利君(8つ)は「鬼ごっこが楽しかった。村上さんはめちゃすごかった」と感想を話した。

池山代表(32)は「地方の子はプロの選手に会える機会はなかなかない。コロナで思う存分活動できない中明るい気持ちになってもらえたら」と話した。