
【亀山】亀山市関町木崎の児童発達支援 放課後等ディサービス「エイド」(山本真司取締役)は27日、同市御幸町のJR亀山駅前で「こども農園」と題し、エイドに通所する子供らが栽培、収穫した野菜の販売を実施した。
農福連携に取り組むエイドには、軽度な障害や発達の遅れのある未就学児から高校3年生まで男女計20人が通所している。野菜作りを通じて収穫した野菜への感謝と子どもらの将来の農業就労への生きがいにつなげるのが狙い。
販売した野菜は、山本取締役(38)の祖父の徳夫さん(86)の畑(同市加太梶ケ坂)で収穫したジャガイモやタマネギ、ナスのほか、トマトとピーマンは近藤ファーム(鈴鹿市伊船町)が提供した。
中学3年生の石地真仁さん(15)は「土に触れるのが好き。いっぱい野菜が採れて楽しかった」、山本取締役は「今後も野菜作りを続けながら子どもらの成長を見守ります」と話していた。