有効期限切れのワクチン誤接種 紀南病院、男女計6人に

【南牟婁郡】熊野市、紀宝町、御浜町の一部事務組合が管理する紀南病院(御浜町阿田和)は26日、3市町から委託を受けて実施している予防接種事業で、両町の男女計6人に有効期限が切れた麻疹・風疹混合(MR)ワクチンを誤って接種していたと発表した。今のところ、健康被害は確認されていないというが、引き続き健康状態の経過確認をする。

病院によると、今年4月22日から5月20日までの間に、有効期限が4月10日までのワクチンを6人に接種。町の担当者が6月3日、病院が町に提出するワクチンのロット番号と接種日が記載された報告書を見て、有効期限切れに気付いた。ワクチンを打った医師と両町の担当職員が、6人の家族らに謝罪した。

加藤弘幸病院長は「ワクチンの保管、管理体制や接種する際の運用や手順などの見直しをした。職員に注意喚起し、再発防止の徹底を図りたい」とのコメントを発表した。