梶賀町の伝統食「あぶり」作り体験 尾鷲、輪内中の1年生

【浜中さん(右)からあぶりの作り方を教えてもらう生徒たち=尾鷲市梶賀町で】

【尾鷲】尾鷲市賀田町の輪内中学校1年生9人が26日、小魚を木を燃やした煙でいぶして作る同市梶賀町の伝統食「あぶり」作りに取り組んだ。

地域の伝統食を学ぶ総合的学習の一環。あぶり作りに30年以上取り組んでいる浜中倫代さん(78)と、地元の女性2人が指導役を務めた。

尾鷲魚市場から仕入れた体長約15センチのサバとムツ計33キロを使用。生徒たちは「骨をしっかりと押さえながら内臓を取って」などとアドバイスをもらいながら、魚の頭や内臓を取ったり、魚を約15匹ずつ竹串に刺したりした。魚を串に刺す際、生徒たちからは「魚ってこんなに重いんだ」と声が上がった。

梶賀町に住む山口瑠海さん(13)は「手伝いで作ったことはあるが、細かい作業は初めて。大変な仕事ということが分かった」と語った。

浜中さんは「自分が取り組んできた仕事を子どもたちに体験してもらえるのはうれしい。今後も授業を続けてもらえたら」と話していた。