「みえモデル」要望書提出 三重県知事、厚労省と内閣府を訪問

鈴木英敬三重県知事は25日、厚労省と内閣府を訪問し、新型コロナウイルスの感染防止と経済再生を目指す「みえモデル」の施策を実現するための要望書を提出した。

鈴木知事は厚労省で、PCR検査の結果が3回陰性だった患者の周辺で陽性患者が発生した事例を紹介し、感染症法の届出基準に「医師の総合的な判断」という項目を追加するよう要請。冬季に備えてインフルエンザの予防接種を推奨することなども求めた。

加藤勝信厚労相は新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行が懸念される冬季に向けて「発熱患者の対応は専門家会議で検討を始めた。調整して対応できるようにしたい」と述べた。

内閣府では、西村康稔経済再生担当相と面会し、仕事と休暇を組み合わせる「ワーケーション」の推進に向けて省庁を横断した体制の構築を要請。自動車産業への影響を指摘し、補助制度や消費喚起を求めた。

西村担当相は「これまでも地方の状況を具体的に届けてもらい、雇用調整助成金の上限引き上げなど対応してきた」と説明。「感染を防止し、経済を回復させるため、できるだけ対応する」と述べた。

県が新型コロナ関連の要望書を国に提出するのは3回目。19日に都道府県をまたぐ移動が全面解除されたため、今回は鈴木知事が厚労省と内閣府を訪れ、要望書を直接手渡した。